北新地競馬交友録

スターウォーズと外人J

今週に入ってから、テレビのチャンネルを回せば、どのワイドショーでも18日から公開される『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』一色。
いくら『スターウォーズ』好きのマスターでも食傷気味である。
ANAや東京スカイツリーとのコラボなど大がかりなものから、『さっぽろ雪まつり』に始まり、『青森県田舎館の「田んぼアート』、『青森ねぶた祭』『鳥取砂丘に「砂のスター・ウォーズ』までお目見えし、11月には京都・清水寺で「風神レイと雷神カイロ・レンの屏風(びょうぶ)」と「覚醒の書」が公開された。
(何のコッチや?)
かつてこれ程のプロモーションが展開された事は記憶にない。

シネマ好きが熱狂した『スターウォーズ シリーズ』だが、昨今は猫も杓子も『スターウォーズ』。
マスメディアを利用して、ストーリーや映像を小出しにして煽る手法もはまった。
完全に刷り込み目的のあの手この手は異常とも云えるが、この仕掛けが行われた理由はハッキリしている。
映画制作会社ルーカスフィルムがディズニーへ約4900億円で売却されたのが事の始まりだ。
投資した分は熨斗を付けて返して貰うと云うところだろう。
故阿藤快さん風に云うなら「なんだかな〜(≧∇≦)」てな気分とマスター。

「え〜と、このレースの外人Jは?デムーロとルメールの馬がいいんじゃないですか。これ堅いですよ。ね〜マスターさん!」
「まあな、そんなところだろう。その2頭を外したら馬券にならねえのは、芦屋山○幼稚園のキッズ達でも判らあね〜」
熊本天草出身今月23日に69歳になる○原さんの話しに頷きながら、少し渋い顔のマスター。
レース検討のファクターとして、短期免許も含めて外人Jが何に乗るか?が大きな部分を占めている。

理由はハッキリしている。
腕が達者だから。
いい馬が集まっているから。
外人J達や、結果を出したい厩舎や馬主さん達に、何の罪もないのは明々白々ではあるんだが……….。
「新潟の古町で飲んだくれてた中野英治を男にしたアイネスフウジン。いつまで騎手やってんだ?と揶揄されていた大西直宏にダービーを取らせたサニーブライアン。苦労人石橋守に競馬の神様が生涯1度最高のプレゼントを送ったと云われるメイショウサムソン。昔は競馬にドラマがあってよ〜。それがファンの胸を熱くさせたもんだ。それがどうだい、今なら速攻乗り替わりだろ外人に。それがいけねえと云う資格も権利も俺みてえな一ファンにはねえけどよ……….」

『スターウォーズ』じゃないが、明けても暮れても外人Jじゃ食傷気味とマスター。
日本人Jの皆さん、一層の奮起を宜しくお願い致しまス!