改めて云うのもなんだが、馬券を的中させるのは至難の技である。
長くて3200m。
短くても1000m走って、僅かクビ差、ハナ差で天国にも地獄にもなるのが競馬。
チャイナの『天河2号』でも、ジャパンの『スーパーコンピュータ京』を持ってしても正解は解らない。
故に色んな馬券術が生まれる。
『スピード指数』『ラップ理論』『調教指数』『騎手買い』『展開理論』等々。
多くの馬券愛好家は、そのいくつかの組み合わせで馬券を買うのだが、中にはとんでもない買い方をする人もいる。
その代表としては『サイン馬券』がある。
2010年の有馬記念は、表彰式に横綱白鵬関が登場。勝ち馬は白つながり。1枠（白い帽子）のヴィクトワールピサが勝利し、しかもヴィクトワールピサの母がホワイトウォーターアフェア。
2014年の有馬記念は、来賓として長嶋茂雄さんが中山競馬場に来場したが、優勝したジェンティルドンナと長嶋さんは同じ2月20日が誕生日である。
とにかく上げだしたらキリがない。
正直なんの関係もない後付けだとは思うが、こんなオカルトチックな買い方が大手を振って存在している。
それも、これも一筋縄では馬券が当たらないからである。
マスターが馬券の買い方で、常に意識しているのが『ご縁』
面識やお付き合いのある、馬主さん、騎手、競馬関係者の馬を絡めたご縁馬券をしょっちゅう買っている。
土曜日に寄ってくれたゴーフォワードの馬主さんと入れ替わりに来てくれたのが、京都馬主協会会員タバート君のお友達N君。
このN君であるが、近々個人馬主の資格を取得予定。
ジョッキーでは松田Jと非常に親しい。
マスターのところにも、以前松田Jをお連れしていただいている。
「デムーロだ、ルメールだって外人ジョッキーが来て大変だけど、松田Jはモチベーション切らさずに頑張ってますよ」
「そうですね。本当に2場開催は厳しいです。雄太も我慢、我慢ですよ」
いきなり！頑張れ中谷J！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))
問題の阪神2Rである。
マスター、ゴーフォワードを買うのは決めているが、予想紙を見ていてふと目に止まったのが、松田Jの乗るエイシンギガント。
ゴーフォワードの複勝3000円を買うなら、ゴーフォワード1頭軸で相手4頭の3連複一目500円でも、トータルの金額は同じ。
相手は腕達者なルメールJのショウナンアヴィド、鬼追い川田Jのダノンレーザー、今が旬戸崎Jのクラリティーアイズ。
そしてご縁を活かすなら、昨晩話しの出た松田Jのエイシンギガントだ。
その3連複をマークシートで塗りかかったんだが、「いや、いや、もし豊様がゴーフォワードを馬券圏内に持って来たのにハズレじゃ切ねえ。ここは複勝にしよう」
日頃大きな事を云っているのに、たった3千円の事で安全策を取ってしまったマスター。
「エイシンギガントが抜けた〜！クラリティーアイズが迫る。3番手はゴーフォワードだ」
弱気の虫の囁きで地獄に突き落とされちまった（≧∇≦）
3連複の配当がニャンと！
6万と400円で、500円買っていたら30万2千円の払い戻しだったんだからマジ泣けてくる。
「ゴーフォワードの複勝取りました！マスターさんの云う通りです。豊ジョッキー万歳！」大喜びする○原さんの横で、苦虫を噛み潰した表情のマスター。
悲惨じゃの〜 ~_~;
お話しの続きはまた明日です。
皆様お付き合いの程、宜しくお願い申し上げます。
