誰でもご贔屓と云うのはある。
プロ野球なら、マスターのご贔屓はオリックスバッファローズ。
応援するようになった理由が笑える。
接客業をしていて、やれ「読売ジャイアンツが好きだ。阪神ダイガース命です」なんて云ってたら、差し障りが何かとある。
オリックスバッファローズなら誰も怒らないから。
たかが野球、そんなに必死にならなくてもいいんじゃないかと思うが、ファンにとっては、日経平均や為替よりも大切で、毎日必死こいてウォッチング。
マスターの応援団長。
西宮の某大社長に至っては、「マスターの店で野球中継見て、ダイガースが負けたら、二度と来ん!」
なんとも理不尽だが、真面目な顔をしてそんな事を云うんだから、困ったもんだ。
昨年までは、「オリックスバッファローズのファンです」
「まあ、どうでもいいん違う」
要するに、激弱なんで、数の内に入ってないと云う事。
ところが、ところがである。
昨年はクライマックスまで進出。
今年は日本一を目指す!なんて云ってたら、ダントツ最下位の体たらく。
いくら便宜上ファンになったとは云え、マスターの機嫌はすこぶる悪い。
かくほど左様に、一度応援し出すと、『横浜銀蝿』の、
「All right走り出したら止まらないぜ
土曜の夜の天使さ
うなる 直管(ちょっかん)闇夜をさき朝まで全開アクセルOn」てな感じで、止まらないのである。
○原さん、熊本県天草出身68才。
毎週3千円を握りしめて、神戸元町ウインズに出張るお父さん。
気が付けば、マスターや、マスターの競馬友達K君と仲良くなって、勝っても、負けても、ニコニコしながら『居酒屋○○』や台湾料理で有名な『○玉食堂』で反省会に参加している。
その○原さんが、心から応援しているジョッキーが、ニャンと!藤岡祐介J。
この日曜日。
神戸元町ウインズで小倉最終レース、3人揃って、「祐介!差せ!」大絶叫する事態が発生した。
そのお話しは、また、明日です。
毎週、毎週、スイマセン。
お付き合い宜しくお願い申し上げます。