『深夜食堂』の劇場版が、先日TSUTAYAでリリースされた。
過去テレビの深夜枠で3シリーズが放映されて来た。
新宿2丁目とおぼしき場所で、開店が深夜0時のご飯屋さんが舞台。
小林薫扮するマスターの「出来るのものならなんでも作るよ」の決めゼリフと、たこウインナーや、卵焼き、バターライスなど、郷愁を誘う料理を軸に織りなす人間模様が、いい味を出して来た。
初回のオンエアーは2009年。
以降2011年、2014年と続き、一話完結型で、各シリーズ10話の合計30話がオンエアー。
番組の枠は30分で、料理の作り方の紹介や、オープニング、エンディング、CFを除くと、正味20分強。
その中で、起承転結を付けるのだから大変だ。
役者さん達のセリフも、どうしても短くなるし、ドラマに必要な間や表情での演技にも限界がある。
そして2015年、初めて公開された劇場版。
結論から云うと、素晴らしい出来であった。
主演の小林薫さんはもとより、多部未華子、オダギリジョー、田中裕子、余貴美子、筒井道隆が生き生きと、『深夜食堂』に集まる人々を演じ切った。
2009年のオンエアーから6年。
熟成の時を経て、新たなステージが開けた。
そんなシネマを見ながら、マスターが思い浮かべたのは………。
「中谷！残せ！雄太！押せ！」
7月25日、中京3R、ロードプレステージで100勝達成。
デビューは1998年。
2978戦目にしての達成である。
16年間の関東所属から、今年関西所属に変わった。
矢作調教師を筆頭に、松下調教師、須貝調教師、昆調教師等に騎乗させて貰っての達成。
過去の成績を見ると、なんと0勝、1勝なんて年がある。
よくぞ、ここまでジョッキーを辞めずに……..今年は現在自己最多の8勝だ。
『深夜食堂』は6年の熟成を経て、新たなステージを見せてくれたが、中谷Jは16年の期間を経て、新たなステージに臨んでいると思う。
中谷J！100勝おめでとう。
これからも気合いの入った騎乗を宜しく。
応援してますよ！
