「8番、津軽じょんがら節。ハーア ここにおいでの 皆様方よー。サーサこれからじょんがら節を」
カーン！
「アハハハ、アハハハ下手やな〜。服もパッとせんし。完全に田舎者やでアハハハ」
毎週、日曜日お昼のお楽しみ、NHK『のど自慢』を見て、ママン芳子ちゃん83歳が笑い転げている。
1946年、※お父さんの生まれるずっと前から続く『のど自慢』は、鐘が連打されれば見事合格。
8番『津軽じょんがら節』鈴木吾作 、78歳、なんて下手な方の場合は、鐘一つカーン！でお引き取りいただく事となる。
しかしうちのママン芳子ちゃんも酷い。
テメーが棺桶に半分以上身体を突っ込んでるくせに、同じような年寄りを見て笑い転げるとは。
その『のど自慢』には必ずゲストが出演するのだが、間違ってもAKBとか西野カナとかが出ることはない。
大概が年寄りが大好きな演歌歌手の方々だ。
八代亜紀
森進一
水森かおり
吉幾三etc……….。
中でも一番人気は断トツでサブちゃん事北島三郎さん。
サブちゃんと云えば…….『まつり』
燃えろよ 涙と汗こそ 男のロマン
俺もどんとまた 生きてやる
これが日本の 祭りだよ
『NHKマイルカップG1』
もう賢明な皆様はお気付きかと思う。
このレースには近来稀に見るサインが出ている。
10番アルマワイオリが激走する。
なんてったって、オトウタマがマツリダゴッホ。
NHKと云えば『のど自慢』
『のど自慢』と云えばサブちゃん。
サブちゃんと云えば『まつり』と相場が決まってんだから。
「マスター！これは京都馬主協会さんのBlogですよ。少しは真面目に書いてください」
競馬友達K君辺りからクレームが入りそうだが……..。
競争馬としては、一流とは云えなかったマツリダゴッホ。
サブちゃんの『まつり』の歌詞じゃないが、オトウタマの種牡馬生命を賭けて息子が燃える。
相手筆頭 クラリティスカイ
以下 グランシルク、フミノムーン、ミュゼスルタン、グァンチャーレ、ヤマカツエース。
アルマワイオリ！頑張れよ！競馬好きのサブちゃんも応援しているはず。
マツリだ！マツリだ！
※北新地のホステスさん達から『北新地のお父さん』と呼ばれています。
