「エアグルーブとディープインパクト。トニービンの肌。8000万から参りましょう」
「9000万!」
「1億!」
「1億いただきました。1億1千万ありませんか?1億1千万いただきました……..ラストコール3億6千万、3億6千万、3億7千万ございませんか?…….3億6千万!ありがとうございます」
ご自宅にきっとマニーの成る木がおありかと思います。
素晴らしいですね。
競馬界のみならず日本国にも大貢献なさっておられます。
『Palms』のお客様にはこのような方はおいでになりません。
本業でコツコツ貯めたマニーで、何とかいいお馬さんを。
その一念で、一生懸命セリに牧場に脚を運んでおられます。
頭数も超良血馬もいない訳ですから、愛馬が1勝することの大変さったら半端ありません。
もちろん勝利したのが1番嬉しいんですが、
更に嬉しいのは、そのレースの馬券でも大儲けする事。
盆と正月が肩組んでやって来た〜ドヤ
!てなもんです。
そう云うチャンスは年間に僅か。
前回のBlogでそのチャンスを逃した某馬主○○さん。
「よ〜勝った!ありがとう」
2歳未勝利2番人気ながらも見事優勝。
ジョッキーと握手&ハグ。
検量室前で応援団も拍手〜。
だけんじょ!○○さん検量室の中にある、順位を書いたボードをチラリ。
顔に「やっぱり14か」と書いてありゃしゃりました(≧∇≦)
「○○さん!胸張らなきゃ!オーロラビジョンに映ってますよ」
「へい、へい、14ないけどな」
(まだ云うか〜 笑)
3億6千万とは云いませんが、数百万、数千万の馬を購入。
勝とうが、最後方を楽しそうにルンルン走ってようが、50〜60万のマニーが入厩していたら無条件に飛んで行きます。
プラス応援馬券で………….被害甚大。
お父さんのようなボンビーとは異次元の世界の話しでございますね。
馬券になるときぐらいは、思いっきりGETしたい。
人情じゃございませんか。
それを、欲どうしいとかの指摘は的外れでごさいましょ。
○○さん!いつか盆と正月が来る事がありますよ。
※お父さん信じてます!
『口取り物語』次週は『3年目の涙』。
※お父さんが色んな馬主さんと知り合う機会を作っていただいた、神様みたいな馬主さんのお話しです。
お楽しみにしてくださいませね。
※北新地のホステスさん達から『北新地のお父さん』と呼ばれています。
筆者は大阪北新地で、馬主、競馬関係者、マスコミ、ファンが集うBAR『Palms』を女子大生スタッフを太刀持ちに、営ませていただいております。