「税収増の成果を国民に還元」と啖呵を切った眼鏡。
何もしていないのに、いかにも自分の手柄とでもいいたいのであろう、よりによって成果とは笑わせる。
それはさて置き、その中身が「物価高対策」「持続的な賃上げ」「国内投資促進」「人口減少対策」「国民の安全・安心」の5本柱で、例によってお題目だけは立派。
そしてそれを受けた自民○、公明○が眼鏡に提言をしたのが、物価高対応を「最優先」にすべきだとし、「国民の暮らしや家計を直接支えるための思い切った施策」の実行。
一方、党内に求める声があった所得税の減税は盛り込まなかった。
公明○も当初の方針を転換し、所得減税を提言に盛り込んでいない。
その上、Zのポチともヨーダの息子とも揶揄される税制調査会長が、所得税減税の期間は「1年というのが極めて常識的だ」と、実施する前から釘を差す始末。
だ!か!ら!どこの常識か云ってみろと、あのチビっこい身体の首根っこを捕まえて、問いただしてみたい。
実質賃金が16ヶ月マイナスで推移している状況なのだから、安定して賃金と物価の上昇とのバランスが取れるまでと云うのが常識であろう。
そもそも所得税減税をするためには、所得税法の改正が必要であり、早くても来年の新年度からしか不可能。
そんな事より、天下の悪法、消費税を5%にさげ、食品等の生活必需品は0%にすればいい。
こんなてっとり早くて、公平な施策は他にはありはしない。
令和5年の消費税収予定が23.4兆円。
税収上振れ分、外為特会の利益等を合算すると約50兆の余力があるのだから時限的措置でも2年は持つ。
その間に景気が更に上向けば、当然更に税収も上がる。
気が付けば、丁髷を結って褌一丁で走り回っていた頃と、同じような負担率を押し付けられているニホリカの民。
「令和5年度の国民負担率は、46.8%となる見通しです」と胸を張って発表したZ。
正気の沙汰とは思えない。
完全に狂っている。
消費減税一択しかなかろうが!
「友!行け、行けったら!たわけが」
北新地の盆暗が、京都競馬場の馬主席で頭を抱える午後3時前。
新潟10R『菅名岳特別』先行するはずの北村友Jのヴィンテージボンドが、馬群の後ろの方でスキップしているのだからどうしようもない。
3連複2頭軸の片方、秋山真一郎Jのルクスフロンティアが3馬身も離して鼻歌混じりで勝っただけにショックは小さくない。
『秋華賞』の前に3万3千円が夏場のアイスのように溶けた。
「ルメール踏ん張れ!」馬主さん達を交えた10人の応援団が声をからせて『秋華賞』のハーパーに声援を送ると、冷や汗ものの3着確保。
勝ったリバティーアイランドは当然の事ではあるが、2着のマスクトディーヴァも強かった。
稍重の分、上がりが掛かって持ってるぜ!ハーパー。
1万5千円ワイドを買っていて、新潟でやられたものの全滅は免れた北新地の盆暗。
休みの日に強引に開けさせた某焼き鳥屋での打ち上げは、残念さは漂うものの、笑いの絶えない宴となった。
それが、先週日曜日の話しである。
「マスターさん、おはようございます。『秋華賞』は危なかったですね」は熊本天草出身○原さん。
「ああ、5階のベランダから見ていたがゴール前は凍りついたぜ。よくぞ残してくれましたルメール様ってところだ。次走は『エリザベス女王杯』となるが、一瞬の切れる脚がないから、坂下からのロングスパートに賭けて見る手はある。因みにルメールは別の馬に乗るので、日本で最強の屋根のオッケーを貰った。さすが友道厩舎よ。圧がビシッと効いてるって事。11月12日はまたまた京都競馬場に出張る予定だ」と日曜日の朝、先週損をしたくせにご機嫌である。
「そうですか、それは楽しみです。その前に今日の『菊花賞』ですね。『秋華賞』とは打って変わって難しいです」
「どこがじゃ〜、誰がじゃ〜の間寛平師匠よ。枠がちいとばかし気になるが、武史のソールオリエンスしかありゃせんじゃないの。秋初戦の秋初戦の『セントライト記念』で脚慣らしの2着。2分11秒4は過去10年でもっとも速いタイム。あの馬場の悪かった『皐月賞』でも驚異の末脚。スタミナ十分で3千メートルもドン!と来いって事だがに。相手筆頭はタスティエーラだろうが、この厩舎の使い方がどうにも好きになれねえ。元返しでいいだろう」
「馬券はどのように?」
「発表!ソールオリエンスからの馬連。タスティエーラとの7ー14を元返しで1万。同じく元返しで若武者弘平のハーツコンチェルト、ルメールのドゥレツァに平に5千、横典のトップナイフに2千、満万が一宏司のノッキングポイントに1千。日本最強将雅サトノグランツとの11ー14が本線で1万と5千。大一番ならお任せ勝負師謙一サヴォーナとの8ー14に1万。おまじないでソールオリエンスの単勝を2千で、ピッタシ5万で勝負!」と結論付けた。
景気対策は消費税減税、『菊花賞』は横山武史Jのソールオリエンス。
どちらも一択のようだが…….さて。