寺田稔と聞いて「ああ、あの人ね」と直ぐにピンとくる人は、かなりの政界通である。
おととしに行われた衆院選での運動員買収の疑いを巡り、先日、東京地検特捜部が寺田前大臣を任意聴取していたとの報道が流れた。
御多分に洩れずこのスキャンダルを白日の元に晒したのは『週刊文春』
昨年の10月6日発売号 で、嫁の慶子氏が代表の政治団体『以正会』の人件費を巡る“脱税疑惑”を報じた。
更に10月13日発売号 では、寺田氏の資産公開法違反を報道。
10月20日発売号では、大臣秘書官・迫田誠氏への取材音声などを基に、秘書らに対する報酬の“上乗せ金”を『以正会』経由で支払っていたことは、源泉徴収を避ける目的があった旨を指摘した。
もちろん、これが事実ならば、許される事ではないが、罪状は公職選挙法違反の虚偽記載罪。
3年以下の禁錮又は50万円以下の罰金である。
そもそも、広島5区ってどこだ?そんな感じであろう。
そんなミニモニより、例の政権中枢が捜査に関与したと云われているスキャンダルや、風よ吹け!で風力発電を推進。
バックにはブロックKが関与しているのでないかとされているスキャンダル解明に全力を注ぐべき。
人手が足りないなら、どちらか一点突破でもいい。
東京地検特捜部!『週刊文春』の爪の垢でも煎じて飲んだらどうだ。
「豊!何やってんだよ」
北新地の盆暗が悲鳴を上げたのが『札幌記念』。1番人気で枠連購入の一方の軸である3枠ジャックドールがまるで伸びない事態が発生。
もう一方の軸である7枠のプログノーシスは、鼻歌混じりで突き抜けているにも関わらずだ。
しかも、「ルメールでも来る訳ない」はずの、ソーヴァリアントがきっちり3着をキープ。
己のあまりの予想の下手さに、頭を抱えたのが先週の話しである。
「マスターさん、おはようございます。トップナイフなんて出てたの、ち〜とも知りませんでした。横山和も余計な事しますね」は、熊本天草出身の○原さん。
「まあな、バット、3着のルメールも買ってねえし、予想の軸が狂ってんじゃねえかな?」
「………….」
お宅!今更それ云うか?の日曜日の朝の凸凹コンビの馬鹿話しなのである。
「気分を取り直して参りましょう。まだ弾はあるんでしょ」
「ああ、山守さんよ〜まだ弾は残っとるけんねの文太兄貴だ。発表!札幌8R。気持ち的には昇級初戦。お世話になっている馬主さんの愛馬ガットネロを応援したいところだが、ここは若武者弘平のセーヌドゥレーヴと、燻銀裕次キョウエイブリッサ2人の世界。この2頭がズバコンと差してくる。ワイド一点5万だ」と結論付けた。
東京地検特捜部への苦言じゃないが、限りある戦力は一点投入で突破すると北新地の盆暗。
黄色い帽子と緑の帽子が並んでゴールを駆け抜ければ「どんなもんだい!」となるのではあるが……….さて。