「訴えてやる!」故上島竜兵の霊が、黄泉の国から現世に戻って来て、取り付いたとも思えるのが、某野党議員。
衆院憲法審査会の毎週開催を、「サルのやること」「誰かに書いて貰った原稿を読んでいるだけ」「何も考えていない人達、蛮族の行為.野蛮だ」などと発言。
更にマスコミにLINEで、追加の記事を書かなければ、黙っていないと恫喝し、前出の発言となった。
令和希代のトリックスターの出現に、一番沸いたのはYouTubeだ。
とにかくこの話題を配信すればページビューが鰻登り。
ミニバブルと相なった。
それは結構なのだが、世間の風は某議員と所属政党には冷たい。
あまりの非難ゴーゴーレッツゴーに、現在行われている統一地方選挙にも悪影響を及ぼす可能性がありと、党首が渋々動いた。
参院憲法審野党筆頭幹事から更迭してお茶を濁そうとしたのだが、そうは問屋が卸さないと噛み付いたのが、共闘している某野党。
「しかるべき謝罪や対応が行われるかを見極めて(共闘再開は)判断する」と突き放した。
世間から総スカンを喰らっても、まともに処分すら出来ない政党。
更に、更迭された議員の後任の参院憲法審の野党筆頭幹事に、例のあの人物を起用すると云うのだから正気の沙汰ではない。
何でもかんでもやりたい放題で、いい加減な与党だが、この調子では一強体制が崩れる可能性がないのが、ハッキリした。
衆議院解散がない事を震えて祈るしかない野党なんて、要らないとしか云いようがないのである。
「和生!残せ!」と絶叫する北新地の盆暗だが、それを嘲笑うかのように、ルメールJのスターズオンアースが一貫歩ごとに、武豊Jのジャックドールを追い詰める。
前有利の馬場で、道中のあの位置から勝ち負けに持ち込むのだから、馬も凄いが屋根も凄い。
ハナ差、ジャックドールが残したところがゴールだったのが、先週の日曜日の話しだ。
「マスターさん、おはようございます。『大阪杯』お見事でした。」は熊本天草出身○原さん。
「この野郎、朝から俺をおちょくってんのか?あ〜ん。和生のダノンザキッドが残して12.3倍なら胸も張れるが、嫌々買ったルメールに来られて、5万が7万チョイになっただけじゃねえか。しかし俺の当たり馬券は何でこんなに安いんだろう。やる気失くすぜ。」は、北新地の盆暗日曜日の朝の古典芸能ボヤキ節である。
もっとも真面目に受け答えして、「そりゃ〜人気を買うからでしょう。」なんて云おうもんなら、会った時にヘッドロックで締め付けられるのが落ちなので、口にチャックが正解。
「まあ、まあ。当たってナンボが競馬じゃないですか。私なんかヴェルトライゼンデから行ってえらい目に会いました。」
「そうか。お宅も修行が足らんな。飯盒の数が当てにならないのが競馬だから仕方ねえけどな。」
○原さんの露骨なヅケ取りに簡単に機嫌が良くなるのだから実に単純な人間である。
「今日は『桜花賞』ですね。当然川田Jのリバティアイランドでしょ?」
「もし、4枠が5枠の偶数番を引かれたら全面降伏するつもりだったが、内枠の奇数ならまぎれがある。隼とルメールは簡単に出させてくれねえだろう。きっちり蓋をされたら取りこぼしもある。これは人気豊のライトクオンタムにも云える。ちんまい馬だし、まして全盛期なら兎も角、安全運転これ宜しの今の豊が、インを突っ込んで来るなんてまるで、想像出来ねえじゃんか。」
「ならばどの馬で?」
「たわけ!俺が買うのはルメールのハーパーに決まっているだろう。何のために京都馬主協会のモノポリをやっとるんない。昨日の日刊スポーツの一面見たか、あのグラビアクイーンで勝利の女神雪平莉左ちゃんもハーパー激推しだぜ。『桜花賞』じゃなくて、『オークス』向きだと周りは賑やかだが、一回しか出れない『桜花賞』をケンする馬鹿がどこにおるんない。そんな事は馬主でもなんでない外野の世迷い事さぁね。」と一くさり。
「馬券はどのように?」
「あれや、これやで目移りするが、勝ったのに馬券はハズレじゃ、馬主さんにも漢が立つまい。単勝2万、複勝3万でいてこまそう。」と結論付けた。
我がニホリカの政治は、クズのような野党のせいで、生きている間に現与党の一強が崩れる可能性はゼロだが、競馬は別。
一強、リバティアイランド何するものぞで、ルメールJとハーパーに肩入れする北新地の盆暗だが……….さて。