北新地競馬交友録

なんでだろう

新型コロナウイルス騒動に関して、「なんでだろ〜、なんでだろう〜?」テツandトモが出て来そうな事態が発生している。
わがニホリカは、所謂第8波に襲われているのだが、亡くなられる方の数が、この8回の波の中で一番多い。
バット!重症者数は、全国で700人の手前でピタッと止まっている。
1日で重症者が5人だとか6人しか増えないのに、亡くなられる方は400人を優に超えた日々が続いた。
幾ら、人生の大先輩達が殆どだとしても、いきなり亡くなられるなんて事があるのか。

専門家と称する予言者達によると、隠れ感染が多く分母が大きいから。
看取りと云う事で中等症の患者がエクモ等人工呼吸器の装着をしないから。
病床が一杯で、入院出来ない患者が多いから。
はたまた新型コロナが契機となって持病が悪化し、合併症を併発しているから。
3年で6万人が亡くなられているが、ウイルスが弱毒化しているにも関わらず、僅かこの1ヶ月半の間に1万人以上が亡くなられた説明としては説得力に欠ける。

そんな中、検討史が感染症法上の位置づけについて、今春に季節性インフルエンザと同等の『5類』への緩和に向け、厚生労働省厚生科学審議会の感染症部会の専門家に議論を求める考えを明らかにした。

それは喜ばしいのだが、記者と間でキテレツなやり取りが交わされた。
「新型コロナの分類引き下げは、コロナ対策の大きな転換となるが、足元では死者数が増加しているのに何故この時期なのか?」
「第8波を乗り越えるべく、全力を尽くしているところだ。引き続き全力で取り組む。ウィズコロナへの移行もこれまで進めてきたところだが、平時の日本を取り戻すべく、原則としてこの春、感染症法の分類を見直すことを確認した。詳細については加藤、後藤両氏に今後説明させていただきたい」

質問に対する答えとしては????でしかない。
業を煮やした記者が再度、「死者数が増える中、時期尚早との受け止めもあるが、なぜこの時期の判断なのか。」と問うも、「先ほど申し上げた通りだ。昨年からできるだけ早いタイミングでこの判断をすべきだという議論が行われてきた。そして先週には、専門家有志から新型コロナ感染症法上の位置付けに関する考えも示していただいた。これを踏まえて、原則的に今年の春、感染症法の分類を見直すスケジュールを確認した」と鸚鵡のように繰り返すばかり。

普通なら「おちょくってんのか!」怒声の一つも飛ぶところでも、「この人間にはまともな話しが通じない。」と諦めているので、それでチョンとなるのだからどうしようもない。
当然この時期に分類を緩和するなら、昨年の第7波のピークが過ぎた時点でも緩和出来たはずである。
3年間の新型コロナ騒動で使ったマニーが104兆円。
緊縮財政ドケチのZ辺りから、「調子に乗るのもいい加減にせい!」とクンロクでも入れたのであろうか?
「なんでだろ〜、なんでだろ〜?」
テツandトモ出番だ!

「おい、おい。将雅!遊ぶな!遊ぶなっちゅうの!」
4歳が強い『日経新春杯』。
中でも川田Jのベローナシティに白羽の矢を立てた北新地の盆暗の願いを、木端に打ち砕いたのが6歳のベルトライゼンデとキングオブドラゴン。
プラダリアが辛うじて3着を確保したが、後の4歳勢はまるで歯が立たなかったのだから被害甚大だ。
「なんだ!あのレースは。ふざけた真似しやがって。59キロ背ったお達者倶楽部にイチコロパンだってんだから。ばばかしくてやってられねえぜ。」
幾らぼやいても、命より大切なマニーは帰ってこなかったのが、先週の日曜日の話しである。

「マスターさん、おはようございます。一時は寒さが緩んでましたが、今朝辺りから冷え出しましたね。」は熊本天草出身○原さん。
「外はナンボ寒くなってもいいが、財布の中が冷え冷えの南極物語。とにかくオゼゼがねえから暖房も付けれなくてよ〜。夕方まで布団にくるまって、モソモソ起きて店に行く日々ョ。しかも新型コロナ騒動で、今日は400人死んだ!やれ500人だ!で記録更新。過去最多だなんて嬉しそうにマスコミが流すもんだから北新地もお寒い限りだ。このままじゃ〜120%野垂れ死んじまわ〜ね。あ〜あ、生きて『桜花賞』が見れねえなんて。」
朝からいい泣きが入る北新地の盆暗なのである。

「そうですか、馬券で何とかしなくちゃ〜いけませんね。」
「その馬券でライフを縮めてんじゃねかと思うけど、5万や10万ケチッてもどうなるもんでもねえしな。張りますよ、ええ張りますとも。発表!珍馬名でも何故か強い。『東海S』のハヤブサナンデクンにロックオン。中京ダート1800では一度も連を外した事がねえ。屋根のプリンスも引退まであと僅か。やる気も半端ねえらしいぜ。しかしナンデクンなんて面白いネーミングだよな〜。JRAのHPの馬名由来によると、『冠名+ナンデダロウにちなんで』だってョ。どこがちなんでるのかは不明だが、なかなかユーモアのある馬主さんじゃねえの。」

「単勝6.1倍もついてます。」
「ああ将雅のハギノアレグリアスが人気背ってるからな。しかしこのレースお達者倶楽部が幅を利かせてるな。老人力ってか。発表!ハヤブサナンデクンの単勝に2万、複勝に3万で勝負する。」と結論付けた。
北新地の盆暗が凍え死なないよう、検討史の会見のように、なんでだろ〜、なんでだろう?と首を傾げるようなレースにならない事を祈ろうではないか!