北新地競馬交友録

驚愕の

『アッと驚く為五郎』by はなはじめとくれいじーきゃっつ

娘もようやく幼稚園
―家だんらん夕食後
ママにかわって
おふろにさそえば
おやじにむかってパパ エッチ
「アッと驚く為五郎」 為五郎

親父に向って ナンセンス
先生に向って ナンセンス
デモで見そめた娘と結婚
出来た子供がナンセンス
「アッと驚く為五郎」為五郎

為五郎 浮気心にさそわれて
彼女の家に行ってみたベッドの上の写真を見たら
家の娘の同級生
「アッと驚く為五郎」為五郎

ロングヘヤーにパンタロン
後姿に惚れ込んで
前にまわって
その顔見れば
こんなことあるかしら 我が息子
「アッと驚く為五郎」為五郎

いよいよ衆議院総選挙が近づいて来たが、プレッシャーにやられるのか、決まって何人かはおかしい候補者が出て来る。
今回は、香川の選挙区から出馬する予定の小◯淳也衆院議員である。
同じ選挙区から出馬予定の、日本維新の立候補予定者に立候補取り下げを懇願。
断られると、立候補予定者の実家にまで押し掛けて、ご両親に平身低頭のペコリガエルだったと云うのだから、漫画みたいな話しである。

更に11日、国会内の維新の控室を訪ね、馬場伸幸幹事長に対し「自分が野党統一候補者だ」として、候補者の擁立を撤回するよう袖に縋り付いてお願い。
維新幹部は、「最初は冗談かと思った。維新は立憲などの野党共闘にも入っていない。どこに候補者を擁立しようが立憲には関係ない」と不快感を示したそうな。
一方、福◯哲郎幹事長は12日の記者会見で「維新の皆さんが気の悪い思いをされたのだとしたら、おわび申し上げなければいけない」と謝罪をする羽目となった。

この小◯淳也衆院議員は何度か、テレビの討論番組で見た事がある。
新型コロナウイルスに関する話しで、何でも安倍ちゃんが悪い、ガースが悪いの鸚鵡トーク&知見の低さには僻きへきとさせられたが…………。
今回の衆議院総選挙、恥も外部もなくとにかく勝ちたいの行動には、アッと驚くしかないが、その一途さに星3つ!奮闘を祈る。

「マスターさん、おはようございます。いや〜降りましたね。」
「ああ、やっと上がったようだが、夜中は風が台風並みに吹き荒れるは、雨は横殴りだはで、とんでもねえ天気だった。これで馬場がほじくり返されて前に行く馬が有利になる。参ったな〜ソダシが勝ったと思ったところを、ルメ公のファインルージュが一気に襲いかかるレースになるはずだったのに。」
「一気と云えば、先週の『毎日王冠』。ルメールJのシュネルマイスター凄かったです。普通、あの位置からでは、いくら直線の長い府中でも差し切れません。しかも、ゴール前は余裕があるように見えました。」
「◯原さんも、いいとこ見てんじゃん。まあ、俺はルメ公なら何とかするとは思ったけどョ。」
「さすがマスターさんです。」

息を吐くように嘘を付くとは、不実な政治家を非難する時に使われる言葉だが、それを地でゆくマスター。
4角最後方のシュネルマイスターを見て、「南無三!」と両の手を合わせ、震えながら祈っていたんだから笑止千万とはこの事である。
「まあな、儲けは僅かだったが、ツキがねえ時は前が詰まって、あ〜あてな事態になるのが競馬。チイとばかしいい風が吹いて来たかも。」
「調子の出て来たところで、『秋華賞』もゲットしてください。」
「当然だ!と云いたいところだが、この馬場じゃ〜な。しかもJRAの職員が業務命令で、ソダシが勝つように灯明を上げてるって噂まである。評判の白毛馬が勝てば万歳三唱だから仕方がねえがな。」

「どうなさいますか?」
「まずは3倍付くならワイドで、ファインルージュとソダシに2万。してから3連単フォーメーション一列目にファインルージュとソダシ、2列目、3列目にその2頭と、内から1.9.10.11.12.15の84点張り一目4百で絵にして貰おう。」結論付けた。
『アッと驚く為五郎』ならぬ、『アッと驚く吉田隼人』でファインルージュが突き抜けたらいい馬券になるのだが………..さて。