『青春アミーゴ』 by しゅうじとあきら
鳴り響いた携帯電話嫌な予感か胸をよぎる
冷静になれよミ・アミーゴ
情けないぜ助けてくれ例の奴等に追われてるんだ
もうダメかもしれないミ・アミーゴ
2人を裂くように電話が切れた
SI俺達はいつでも2人で1つだった地元じゃ負け知らずそうだろ
SI俺達は昔からこの街に憧れて信じて生きてきた
なぜだろう思いだした景色は旅立つ日の綺麗な空抱きしめて
辿り着いた暗い路地裏しゃがみこんだあいつがいた
間に合わなかったごめんな
やられちまったあの日交わした例の約束守れないけど
お前が来てくれて嬉しいよ
震える手の平を強く握った
SI俺達はあの頃辿り着いたこの街全てが手に入る気がした
SI故郷を捨て去りでかい夢を追いかけ笑って生きてきた
これからも変わることない未来を2人で追いかけられると夢見てた
SI俺達はいつでも2人で1つだった地元じゃ負け知らすそうだろ
SI俺達は昔からこの街に憧れて信じて生きてきた
なぜだろう思いだした景色は旅立つ日の綺麗な空抱きしめて
日米英など6カ国の艦艇が南シナ海で行っていた共同訓練が終了した。
10月頭には、沖縄南西の海空域で米英軍の空母3隻が参加する訓練も実施。
これに対し、かの国は戦闘機など延べ150機を台湾の防空識別圏に進入させ、威嚇を繰り返した。
これは、空母3隻が集結する異例の展開に激しく反応したとの見方が広がっているそうな。
沖縄の知り合いに聞いたところによると、沖縄近郊にもワンサカと、かの国の軍用機が襲来。
いちいちスクランブル発進をしていたらキリがないと、レーダー追跡との併用で対応せざるを得ないと云う。
そんな中、つい先日、我がJAPANで新しく総理大臣に就いたキッシーは、USAのバイデン大統領と電話会談を行った。
「私の就任に対する祝意が示され、御礼を申し上げた。日米同盟の強化、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けともに取り組んでいく、こうしたことを確認した。」
更に、「中国や北朝鮮などの近隣地域の課題に緊密に対応していくこと、拉致問題解決に向けた連携の上、これからは、お互いをジョー、フミオと呼び合うこととなった。」と、嬉しそうに報道陣に発表したのである。
だが、ちょっと、待った!
つい先日、アフガニスタンからUSAが逃げ出した時の、ジョーの発言を思い出して欲しい。
「アフガニスタンのガニ大統領にはガッカリした。自国を守ろうとしない人々のために、USAの若者が血を流す必要はない。」
おんぶに、抱っこ、え〜いオマケで肩車。
我がJAPANの先の不幸な大戦以後の奇跡の復活は、USAの軍事力を頼り、大きなマニーを軍備に使わず経済発展に注いで来た結果なのは、誰でも知っている。
そんなこんなで、軍備だけでなく、法的整備まで手付かず。
台湾有事の際、セットで考えられている尖閣諸島に、かの国が攻め寄せて来たら…………今の自衛隊だけでは……………。
フミオ!尾っぽを巻いて逃げ出しても、ジョーは、しゅうじのように助けに来てくれるのか!?
「マスター、おはようございます。先週はご馳走様でした。」は、堂々の一部上場会社勤務のK君。
「いいって事ョ。それにしても隼の野郎、マジカル余計な事ばっかりしやがる。マルコメのモズスーパーフレアが3着に残っていたら、3連単マルチで3万3千がプラスでお手てに乗っかっていたのによ〜。」
「マスター、それ1着、2着、5着で、吉田隼人Jのシヴァージがいなくても、間に池添Jのメイケイエールがいましたから、どちらにしてもダメでした。」
「ああ、あの性悪牝馬か。横典と豊に恥をかかして、謙一であやわとは何をか云うわんやだ。でもって次はあると思って買ったら、また、また、大暴走で最後歩いちまうに違いねえ。そんなもんさ。」と手厳しい。
「今日は、東京、阪神どちらで?」
「やっぱ『毎日王冠』だろうな〜。シービークイン、シービークロスの吉永正人2騎、西浦勝一のカツラギエース、オグリキャップが河内のおっさんと、南井のカッちゃんで連覇。豊のサイレンススズカ、均のグラスワンダー。1800の鬼、勝春のバランスオブゲーム、近いところでは圭太のルージュバックなんて云うのもいたな。とにかく多士済々。名馬のオンパレードのレースさぁね。」
「今年のメンバーはどうですか?」
「うむ、一頭、これはって云うのがいる。ルメ公のシュネルマイスターだ。『安田記念』では古馬を相手に0.1差の3着。G1の『NHKマイル』からの詰まったローテーションで、あれだけ走るのは能力がある証拠だ。」
「問題は馬券ですか。」
「誰しも考える事は同じ。シュネルマイスターにリーディングトップのルメ公が乗るんだ。逆らえませんで2.8倍。2番人気がこれまたリーディング二位の将雅ダノンキングリー。3番人気がもう外せない隼ポタジェ、4番人気がリーディング三位プリンスのヴァンドギャルド。馬券はこの4頭に忘れた頃の康成ケイデンスコールまでか。」
「去年2着、東京になるとたまに神がかるダイワギャグニーはいりませんか?」
「石橋脩だろう。悪ぃ屋根じゃないが、リーディングトップのルメ公や将雅に比べると、まだ、メンコの数が足りないんじゃねえの。ちょいとばかし早めに抜け出しを図る将雅ダノンキングリー目掛けて、ルメ公シュネルマイスターが突っ込んで行くのが見える。」とひとっぱたぎ。
「発表!馬連1ー7が本戦で3万、1ー5を1万と5千、1ー12を1万、1ー10を5千で絵にして貰おう。」と結論付けた。
ジョー事バイデン大統領とフミオ事岸田総理は、お互いを認め合っているかは定かではないが、リーディング一位のルメールーJと二位の川田J。
意識し合い、ある意味認め合っているのは間違いないとの見立てのようだが……….さて。