『えらい!あんたが大将』by かいえんたい
黙っていればいいものを 酒の席とはいいながら
はじまりましたねあんたの話 色々苦労もあったでしょうが
自慢話が長すぎる 泣かせた女の数ばかり
威張ってみても男の値打ち あがるもんじゃないんです
あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将
あんたが大将 あんたが大将
この世は全てチャンスなんだ うまく生きたが得なんだと
得意話がまだ続く 色々こつもあるでしょうが
手柄話が多すぎる 風に吹かれて生きてたくせに
いつのまにやら悟りきり 世界はあんたの為にある
あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将
あんたが大将 あんたが大将
僕なんか生まれがいいもので 乳母 日傘で大きくなって
一度苦労がしてみたいなと あんたの嫌味のねちっこさ
白いマンマに手を合わせ とうちゃん かあちゃん頂きますと
涙こらえて食べたことない そんなあんたに何が解る
言わせてもらえばこの人の世は チャンスばかりじゃないんだよ
心に燃える小さな夢を つまずきながら燃やすこと
世渡り上手にゃ縁ないが 祈りつづける悲しさよ
しばし手にしたあんたの出世 今夜黙ってほめてあげる
あんたが大将 あんたが大将 あんたが大将
あんたが大将 あんたが大将
あんたが大将 あんたが女王 あんたが会長 あんたが座長
あんたが一番 あんたが社長 あんたが棟梁 えらい えらい
えらい えらい あんたが大将
全国紙のYがスクープをぶちかました。
新型コロナウイルス禍における、緊急事態宣言の再延長に関して某知事がやらかしたと。
正月明けのなんとか劇場で味をしめて、担当大臣であるニッシーに直訴しましょうと、回りの知事達の尻をかいたのだ。
陽性者数、対応可能病床数の好転で渋るK知事に、吉川くん!のM知事が賛成している。
M知事にはK知事が賛成していると双方に虚偽を伝えそれが発覚。
己の人気取りはいい加減によしこさんと反発を受けたそうな。
この情報を掴んでガースが先手を打って、緊急事態宣言再延長を匂わせてからの発出だ。
そもそもが、この知事はやり口がえげつない。
感染の状況を判断するのに重要な数値である『重症病床使用率』が2月下旬に86.2%から32.6%に僅か1週間で下落。
そんなあり得ない事が起こった原因は、突然重症者病床確保数が500から1000になり、分母が倍になったからである。
「医療崩壊、いや医療壊滅だ!」と大騒ぎしていた根拠が崩れさったにも関わらず、今持ってその経緯の説明が一切なされていない。
更には一月の会見では、「西村担当大臣の国会での説明の際も、1日500人という数値を挙げられました。まさにそれらのことも念頭に入れながら、この間をしっかり都民の皆さん、事業者の皆さんとともに目指していきたいと考えております。」「1日の陽性者数500人というのは、それに従って、ベッド数などもそれに応じて下がってくるわけです。それに対しての対策もそれだけ負荷が下がってくるということですから、レベル3ということ、国が定めているところのレベル3ということは一つの目標になろうかと思います。」と緊急事態宣言解除の基準を明言していたのに、いつの間にか前週から3割減でないといけないと宗旨替え。
これについても、何の説明もなされていない。
トドメは、緊急事態宣言再発出が決まった時の会見で、「現在、緊急事態宣言中であるということ、都民のみなさんはいまも続いていることを認識されているのか」「改めて認識していただきたい。いまも緊急事態宣言中であるということ、そしてなんのためにそれをお願いしてきたのかということ。その目的はひとえに都民の命を守るためだ。そして医療従事者への負担を緩和するためだ。だからこそ、いま都民の心を一つにしてここで感染を抑えていきたい、そういう思いを大きく抱いている。」
新型コロナウイルス禍が収まらず、緊急事態宣言が解除にならないのは、おまい達の自覚が足りないからだと非難を始める始末。
果てる事のない野望のためには何でもありのやりたい放題である。
今までの言動を見る限り、闘おうとしている相手は、新型コロナウイルスではないとしか思えない。
「あんたが大将 あんたが女王 あんたが会長 あんたが座長」
こんな人間を知事にしたのは、紛うかたなき有権者ではあるが、どんな意味があるのか誰も科学的に説明出来ないこの2週間の再延長はお気の毒である。
いみじぐもChinaの詩人曹松 は記している。
『一将功成りて万骨枯る』
世の中は緑の旗を振って喜んでいる人間ばかりではない。
我がJAPAN初○○総理大臣になれるなんて思うべからずだ。
「マスター、おはようございます。先週はチグハグでしたね。折角、引退する松田厩舎に注目したのに。」は、内部留保が万全で新型コロナウイルスにビックリもしゃっくりもしない一部上場会社勤務のK君。
「そうよな〜、買ってない馬が勝つわ、馬券に絡むわで、京の五条の橋の上、牛若丸にもて遊ばれる弁慶になっちまった。もし、競馬場に遊びに来ている松国をみっけたら、その節はお世話になりましたと、嫌味の一つもかましてやりてぇょ。」と、朝から伝統芸能と揶揄されるボヤキ節が炸裂している。
「今日は、『弥生賞』でしょ?」
「ああ、明け三歳の大将格。暮れの『ホープフルS』を勝ったダノンキッド様がご降臨だ。調教もまずまずで馬券圏内をハズす心配はねえだろう。相手筆頭はルメ公のシュネルマイスターだな。後は屋根の皇成が不安だが、前走の未勝利戦で好走したタイムトゥヘブン。後ろから突かれなけりゃ〜辛抱が効く。その他は走ってみなきゃ判らねえが、ダノンキッド様を信じて買ってみっか。」
「馬券はどのように?」
「うむ、3連複フォーメーションを久々に買って見る。一列目ダノンキッド様、二列目シュネルマイスターとタイムトゥヘブン。三列目に二列目プラス、内からデムーロのテンバガー、武史のタイトルホルダー、裕信のワンデイモアの3頭の7点張りだ。2ー4ー10、2ー6ー10、2ー7ー10を平に1万。残り4点一目5千。締めて5万両でお帳面にして貰おうじゃねえの。」と結論付けた。
大将の器でもないのに、権謀術策でトップを目指す何処ぞの知事はお話しにならないが、ダノンキッドには頑張って欲しいとのマスターだが………..さて。