ニコニコ生放送で、苺農家の小倅がいきなりやらかした。
冒頭「みなさん、こんにちは。ガースーです。」と呼び掛けたのだ。
番組のタイトルは『菅義偉総理が国民の質問に答える生放送』である。
新型コロナウイルス禍で暗く沈んだ雰囲気をほぐす為の、小倅なりのサービス精神の発露だったんだろうが、ちょっと待った!ねるとる紅鯨団。
この問題に関しては、感染者や重症者の増加を何故止める対策を取らない、いや逆に騒ぎ過ぎだ。
経済的に破綻する死ねと云うのか。
はたまた、国の医療行政の不備によって、疲弊し差別まで受けているどうしてくれるんだの医療従事者まで。
各々立場の違いはあれ、全国民が怒りまくっている。
そんな状況下で、開口一番「みなさん、こんにちは。ガースーです。」は流石にアウトであろう。
分科会や医師会から求められている、『Go To トラベル』の一時停止や時短営業に関し見解を求められると、大阪や北海道などの飲食店の時間短縮営業の状況説明の垂れ流し。
『Go To』の一時停止については、「まだそこは考えていません」と、ヘラヘラ顔で答える始末なのだからどうしようもない。
更に、三次補正が組まれる追加の経済対策の中で、『国土強靭化』が含まれていることについては、「やるべきことは継続してやる」と答えにならない答えである。
挙げ句の果てには、『カーボンニュートラル』や、『2兆円の基金』などについてダラダラとべしゃりまくった。
その新型コロナウイルスとは関係ない話しに終始する様は、わざと話しをずらしたのか、はたまたオツムが少々弱いのか。
どちらにしても、視聴者の怒りを増幅させる内容でしかなかった。
首相就任当初は高かった支持率も、冬の夕暮れつるべ落としで、不支持が支持を上回ってしまっている。
苦労人、叩き上げをキャッチフレーズに、人気者を目指した苺農家の小倅。
指三本よりは持つかも知れないが、短期政権になる事は間違いないであろう。
お〜い!ガースー!青森に帰って苺でも作りたまえ!なのである。
「マスターさん、おはようございます。まさかクリソベリテが3着もないとは驚きました。いくら調教がイマイチにしても負け過ぎですよね。」は、熊本天草出身○原さん。
「そうよな〜、国内無敗の絶対王者。G1になるとからきしの将雅でも馬券にならないなんてョ〜、お釈迦様でも思うまいだ。ご丁寧に怖いと思っていた10番人気豊のインティが3着で、3連単が20万オーバーとはな。つくづく競馬に絶対はねえと思い知らされた。」と、今まで何十回も云い古した台詞を朝から繰り返すマスター。
またも負けたか八連隊なのである。
「今日は『ジュベナイルF』ですね。」
「小ギャルの駆けっこか〜。俺が最も不得意とするレース。JRAが必死こいてスターに祭り上げようとしている、白馬のソダシしでいいんじゃねえの。相手も、ルメールのサトノレイナス一頭でいいと思うが、手を広げるならば、デムーロのユーバーレーベン、横典のオパールムーンの6枠2頭、友のインフィナイトまで。豊のメイケイエールはこの距離だと用無しだろう。買い目が少なくて済むから枠連にすっか。3ー4が本線で2万と5千、3ー6が1万と5千。元返しで3ー8が1万でどうだ」と結論付けた。
苺農家の小倅、人気者になるどころか、今直ぐ辞めてくれと怨嗟の声が満ちているのに反し、スターホースが欲しいJRAは、ソダシの勝利を祈念して灯明まで上げているらしいと、見てきたような事を云うマスターだが………さて。