人間の恨みと云うのは恐ろしい。
我らが安倍ちゃんの恨みは何かと聞かれたら、ベンベン。
2006年、念願の総理大臣となり、『美しい国づくり』と『戦後レジームからの脱却』をスローガンにヤル気満々だったのに、消えた年金問題や相次ぐ閣僚の不祥事が発生し窮地に。
最後はポンポンを抱えて、「お腹が痛いんです〜。もう辞めさせてください。」と泣きが入っての辞任。
石持て追った国民に対する恨み骨髄だったはずである。
そのまま沈没かと思いきや、再び総理大臣に返り咲いてしまったのだから、さ〜大変。
選挙制度の後押しもあり独裁性を強め、大企業への減税、輸出関連には消費税を使ったズル、富裕層には日銀に号令一化で株高を演出させ恩を売った。
ニャンと！企業の内部留保が460兆円を超えるぐらい、毒まんじゅうを口に押し込んだんだから、得をした人間は安倍ちゃん万歳三唱である。
方や国民はと云うと、欧米を中心に賃金がドンドン上昇しているのに、我がJAPANはちっとも上がらない。
筵旗の一つでも立てれば良かったのだが、オリンピックや、芸能人の不倫に夢中。
正規であろうが非正規であろうが、兎に角、職があって何とか食べていけるのだからそれでいい。
なんて輩が湧いて出て支持率が高止まりの様相を呈した。
「ざま〜見ろ！」と腹の中で笑っていたかどうかは定かではないが、後はやりたい放題である。
『モリカケ問題』『自衛隊の文書破棄』『桜を見る会』『不出来な嫁』etc。
息を吐くように嘘を付くと揶揄されても平気で、都合が悪くなるとヤジを飛ばし開き直り、史上最長の在職期間を更新し我が世の春を謳歌した。
なんせ、役人の人事権まで握っているのだから、何をしてもオッパッピー。
『忖度』などと云う死語に近いようなワードを聞かない日がない状況が続いた。
国民は残念ながら、パーペキに復讐されたのである。
4期目もあるのではないかとヒソヒソ話しが出る中、
第三次世界大戦とも云われてきる『新型コロナウイルス騒動』が発生。
Chinaの習おじさんの国賓での訪日や、何が何でもオリンピックを開催したいで、完全に初動が遅れてしまった。
何をやらかすかと思えば、「マスクを二枚くれてやる。」とはƪ(˘⌣˘)ʃ
役人は忖度してくれても、新型コロナウイルスは忖度なんぞはしてくれない。
危機管理能力のなさを露呈したのである。
そんな中、当初、条件付きで３０万円を給付することを発表するも、連立与党の恫喝により方向転換。
全国民に一律10万円の支給をする事となった。
先日の記者会見では、「国民の皆様から寄せられた様々な声、与野党の皆様の声もふまえまして、さらに給付対象を拡大することといたしました。これに伴って現金給付の総額もこれまでの６兆円から１４兆円を上回る規模へと大幅に拡大することになります。ここに至ったプロセスにおいて、混乱を招いてしまったことについては、私自身の責任であり、国民の皆様に心からお詫びを申したいと思います」。
平謝りである。
「最善の努力をしているが、どうにもならない。それは未知のウイルスだからです。自分の身は自分で守ってください。」ぐらい開き直れば安倍ちゃんらしいのに。
お宅！本当にあの安部晋三総理大臣なのか？別人じゃ〜ないのか？らしくないぞ！
「マスター、おはようございます。先週の『桜花賞』は助かりでしたね。」は、我がJAPANで3番目にオツムのいい学校を出て一部上場会社勤務。
テレワークなら任せろ！の競馬友達K君。
「そうよな〜、種が薄いからよっぽと豊の単勝一本にしようかと思ったが、コロナ野郎のせいで身入りがゼロ。こんな時期に無理は出来ねえと、単1万、複2万と買い目を下げて正解。行ってこいだが丸抜けになるよりゃ〜よっぽどマシだ。若武者弘平のデアリングタクトはマジカル強ぇ、オークスもただ貰いみてぇなもんだろう。」とひとくさり。
「本日は牡馬クラッシックの第一弾『皐月賞』。以前から注目していたレーンJのサリオスでしょ？」
「それよ、それそれ。ダービーはともかく、皐月賞まではこの馬が1番強いと思っていたが………頼りのレーンがな〜。」
「土曜日は酷かったですね。1番人気〜3番人気の馬に7回乗って、馬券になったのがゼロですから。去年の大活躍で朝からレーンJを買っていた人は被害甚大でしょう。」
「ああ、未曾有の大惨事だろう。もしコロナ非常事態宣言で外出自粛要請が出てなかったら、抗議デモまであったぜ。あれ本当にレーンか？別人じゃねえの？」
「元々、ダートはそんなに上手いとは思ってませんでしたが。考えたら去年の大きいところもレースは良で行われていました。道悪が苦手なんじゃないですか？」
「ユーもいいとこ目を付けてんじゃん、今日は晴れ予報だが、土曜日に馬鹿ほど降ってのレース。回復してもやや重までか。道悪は乗り難しい、のめらない様に馬を御す技術が必要だ。ましてや2ハロンの延長だしな。ならばプリンスなんだろうが、1枠1番が何とも悩ましい。G1で自分からレースを作ったのはワグネリアンのダービーしか記憶にねえもん。」
「道悪の弥生賞で、ケタ違いの強さを見せつけたサトノフラッグですね。」
「はい。仰る通りでございます。中山2000の鬼ルメ公が屋根だしな。弥生賞は豊がお約束の位置取りだったが、もう少し前に付けるだろう。単勝に2万！保険で複勝に3万。」
「折角のクラッシック一弾なのに10万円ぐらい買いましょうよ。」
「ああ、そうしたいのはヤマヤマ世界の山ちゃんだが、お給金が一銭も減ってねえユーと違って、コロナ野郎のせいでおアシがねえんだ。外れても明日から2週間水だけで凌げるんなら別だがョ。」といい泣きが入った。
我らが安倍ちゃんのお詫び会見じゃないが、別人のように乗れていないレーンJからルメールJに宗旨替えのマスターだが………..さて。
