北新地競馬交友録

何が悪い

新型コロナウイルスが猛威を振るい、我がJapanでもついに死亡する方が出る事態が発生した。
そんな中、つい先日、世界保健機関のテドロス・アダノム事務局長が記者会見で、「WHOは中国を褒めるよう中国政府から依頼や圧力を受けているのか」との記者の質問に大反論。
「中国は感染の拡大を遅らせるために多くのよいことをしている」と強調し、例として「武漢市を『封鎖』した」、「中国人女性がドイツから帰国後に感染が判明した際、直ちにドイツに知らせた」etc。
更には、「ほとんど全ての加盟国が褒めている。中国のしたことを私が認めて何が悪いのか」と、開き直る始末である。
いくら母国のエチオピアがChinaに毒饅頭をくらわされているは云え、恣意的に偏った発言を繰り返しているのが、見え見え中尾ミエでこれは酷過ぎる。
Chinaの初動対応の不備、情報隠蔽、改竄が事態を深刻にさせる端緒となったのは、そこいらの中坊でも知っているのである。

「マスターさん、おはようございます。いつまでも新型コロナウイルスが収まりませんね。私も70才越えてますから、毎日戦々恐々です。ウインズとか大丈夫なんでしょうか?」
「別に問題ねえんじゃねえの。コロナもお宅みてぇなボンビーは避けて通るぜ。ボンビー菌が感染するってョ。あ〜あコロナにもそっぽ向かれるなんざ〜寂しいもんだ。そろそろ死んだカミさんが黄泉の国からオイデオイデしてんじゃねえか。」
「お言葉ですが、マスターさんより、私の方が貯金は多いと思いますけど。」
「そりゃ〜そうだろう。何の役にも立たねえのにお国から年金を分取って、普段は全然マニー使わねんだもん。既にパーペキな老後のくせに、『老後の資金が心配で心配で』なんてふざけた事を云ってる輩と同類だ。俺よりマニー持ってるとエバるなら、たまにはシースーのひとつもゴチしろってんだ。いい年こいてぶら下がり専門なんてみったくねえぞ。○原さんよ〜。」と、朝から老人ををいたぶって、ストレスを発散しているマスター。

「はい、はい。大きいとこを当てたら、ご馳走させていただきます。今日は買うんですか?」
「もちのロンだ。発表!京都2R!」
「え、また朝のレースですか、先週、えらい目に遭ったのに。」
「大きなお世話だっちゅ〜の。将雅のヴァシリアスがズンない人気だが、純粋に馬を比べたら、勘一郎のセルファースも一歩も引けを取らねえ。内枠を引いたしテンの速さを活かせる。終いもしっかりしてるしな。オッズを見るならこっちの方がいい。馬単!勘一郎から将雅に1万、競馬の事だ保険で馬連も押さえよう8千。してから3連単一列目に勘一郎と将雅を塗って、二列目、三列目にその2頭と、古キチ先輩サトノスライヴ、祥嗣タガノトランキーロ、友テランガの24点一目5百でどうだ。将雅が飛んだらいい配当になっぞ。」
「川田Jは年明け28勝のリーディング、藤井Jはまだ2勝ですよ。無理があるんじゃないですかね〜。」
「無理が通れば道理が引っ込む!藤井の勘ちゃんの一発を期待して何が悪い。俺ぁ勘ちゃんに賭ける。」と結論付けたマスター。

エチオピアのおじさんじゃないが、何が悪い!で藤井Jに肩入れしているようだが……..さて。