ポッケないないしたマニーで、馬券を買って御用！御用！は昔からよくある話しだが………..。
住友重機械工業の労働組合で書記を務めていた田村純子容疑者が、組合の口座から5000万円を横領した疑いが持たれている。
1人で経理を担当していた田村容疑者は、組合員の積み立て年金口座から自身の個人口座に移し替えていたという。
口座は定期的に残高のチェックがあったが、組合の別口座から補填して発覚を免れていたという。
この別口座はチェックがなかったとみられている。
こうした手口で、2008年からの約10年間で10億円余りを移し替えていたと云うのだから太い。
田村容疑者は、着服した金で馬術競技用の馬6頭や高級外車などを購入したという。
競馬なら馬が走ればマネーを咥えてくるが、馬術競技は出ていくだけ。
馬を預けていた乗馬倶楽部のオーナーも、恩恵に預かっていた。
競技の遠征の費用から一切がっさい、おんぶに抱っこ、肩車だったと云うのだ。
人様のマニーだから、ビシバシ使うのには痛みはなかったと思うが…………馬の背でスマイル純子ちゃんの写真は悲しいなるなりである。
「マスターさん、おはようございます。あと云う間に競馬ですね。しかも3日間開催です。」は正月、故郷の熊本天草に帰っていた○原さん。
「そうよな〜、正月の掛かりで懐が寒いのもお構いなし。根こそぎ持って行こうとするJRAは鬼だ。ついこの間どっかの労働組合のおばさんがとっ捕まっただろう。10億だってョ。俺に1億ぐれぇ回してくれたらJRAかかって来んかい！で勝負かけちゃるのに。手元不如意でどうする事もナッシングだ。○原さん、今日の京都のレースで1とう頭数が少ないのはどのレースだ？」
「7レースが8頭立てですね。」
「それにしよう。頭数が多いと最近当たる気がしねえから。竜二のサルサレイアがいいんじゃねえか。新馬勝ちして11戦、掲示板を外したのか僅か4回てんだから、馬主さんにとっては神様みてぇな馬だろう。瑠星、新、友に行かせて、最後ズバッとあややで差し切る。単勝に2万でとうだ。」と結論付けた。
純子ちゃんみたいに助けてくれる人間もいない、まだ2日間も開催があると小張りのマスターだが………..さて。
