北新地競馬交友録

破棄できず

11月23日午前0時に失効が迫っていた日韓の軍事情報包括保護協定をめぐり、22日に国家安全保障会議を開いて対応の協議を行っていた韓国が、破棄しない方針を固めた。
8月に日本の輸出管理強化に対抗して破棄を通告したまでは威勢が良かったが、アメリカから「強い失望と懸念」を表明されて完全に腰砕けだ。
国内の世論調査で50%を超えている破棄賛成派からは、「根性なしが!」と詰られ。
「でかした!ムンムン」とお褒めの言葉を掛けてくれた中国からも、「云うだけ番長かい!」と叱られる事間違いなし。
ムンムンもこの四面楚歌の状態には、さすがに根をあげるいるに違いない。

「マスター、こんばんわ。土曜日、京都の1R和田Jのレディオマジック無茶苦茶強かったですね。3万円買って5万4千円の払い戻しは上出来でしょう」は競馬友達のK君。
「ああ、丁度那覇空港に到着したところで、スマホで実況を聞いていた。馬券が当たったのも嬉しいが、チイとばかしマンジをこきてぇのが、3番人気若武者弘平のマッシリアを、ズバッと!あややでぶった切った事だ。ナンボ芝からダート変わりと云っても、前走で3.5もやられた馬が先々の事は天井裏に置いといて、今回馬券になる訳きゃねえだろうが。鴨も鴨!大鴨だっちゅ〜の」と上機嫌かと思いきや…….。
「勢いがついたところでG1『ジャパンカップ』でもう一丁と行きましょう」

「そうしたいのはヤマヤマ、世界の山ちゃんだが、こったら難解なレース予想のしようがねえだろう。力が拮抗している上に、来なくていいのにジンガイがモリモリ森昌子。ご丁寧に雨まで降ったもんだから時計が掛かって、何が来てもおかしくねえ。考えれば考えるほど訳が判らなくなって、予想紙を破いてやろうかと思ったぐれぇだ」
「確かに難しいです。いつもの口癖『別に馬券買わなくたって捕まる訳じゃない』でケンして他のレースにしますか?」
「そうよな〜京都馬主協会会員さんの愛馬、3R隼が乗るワールドウインズから馬券を買えば自動的に当たるのは判っちゃいるが、馬柱みて逃げ出すのは勝負師の端くれとしての矜持に関わる。発表!おっかなビックリ2.3.4.5の変則枠連ボックス。3ー5を本線で2万と4千、2ー5を2万。2ー3、2ー4、3ー4、4ー5を各1万と5千。ゾロ目のまっちゃん3ー3、5ー5をお楽しみ馬券各1万で勝負を掛ける」と結論付けた。

韓国のムンムンが恥をかくのは承知の介でも、日韓の軍事情報包括保護協定を破棄出来なかったように、穴の空くほど見てもまるでレースのイメージすら掴めないのに、予想紙を破棄する事の出来ないマスター。
どちらも病気なるなりである。