2019年度新人選手選択会議、通称ドラフトが10月17日にグランドプリンスホテル新高輪国際館パミールにて開催された。
大正製薬が特別協賛しており、正式名称は『プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD』。
ニャンとも長ったらしくて、わざわざ栄養ドリンクの冠を付けなくてもいいと思うが、これも世の趨勢なのかも知れない。
千葉ロッテマリーンズが4球団競合の末、佐々木朗希投手(大船渡高)との交渉権獲得に成功。
東京ヤクルトスワローズは3球団が1位指名した奥川恭伸投手(星稜高)との交渉権を獲得するなど、12球団で107選手が指名された。
日本全国から腕自慢が大集合、5年後にこの107選手の内何名が残っているのかは不明だが、大好きな野球で勝負を出来る彼らは幸せなのかも。
1番印象に残ったのが、佐々木朗希投手を指名し、くじで引き当てた千葉ロッテマリンズの井口監督の満面の笑みとガッツポーズ。
監督としての手腕はよく判らないが、昨年の大阪桐蔭高・藤原君に続く2年連続の大当たり。
勝負事は最後は運。
野球も弱いが、くじ運も弱いオリックスとはえらい違いなのである。
「マスターさん、おはようございます。めっきり朝晩が涼しくなりましたが、風邪など召されてませんでしょうか?」は熊本天草出身○原さん。
「身体はなんともねえが、馬券がハズレまくり財布がインフルエンザで40度の熱発状態。頼みは我らが安倍ちゃん、レームダック最後っぺの株しかねえだろう。来年からは株もダミだろうから、勝負するなら今年の内。○原さんもいてこましたれ」
「私は馬券で儲けます」
「ばっかじゃねえの。この世の中で馬券ほど儲からねえもんはない。どんなインチキ宗教だって、こんだけお布施をしたらチイとはご利益があるが、事、馬券に関してはただ損をするだけョ。遣らずぼったくりの北新地のホステスよりタチが悪い。しかもお宅1日に3千円しか買わねんだもん。儲かる訳なかろうもん」と槍投げ状態。
「その内、ドカンと!」
「はい、はい、寝言は寝てからだ。そりゃ〜どうでもいいが、今日からあのスミヨンがカッパギに来日だ。『簡単には美味しい思いはさせないョ』と迎え撃つのが、おフランスの優男ルメ公と、イタリアの伊達男デムーロ。今日はオンリーフォーリナーで勝負を掛ける。おあつらえ向きに東京のメイン『富士S』で有力馬達にライドオンだ」とひとくさり。
「買い目はどのように?」
「発表!枠連!」
「あ〜また枠連ですか!」
「え?何か云ったか?」
「いえ、いえ。プリーズです」
「デムーロのアドマイヤマーズの4枠とスミヨンのレイエンダの5枠が本線で2万。ルメ公のノームコア8枠が押さえで、4ー8が1万、タテ目の5ー8が4千。まさかのシュタルケのカテドラル5ー5に1千だ」と結論付けた。
千葉ロッテマリーンズの井口監督は、超高校級佐々木朗希投手を指名。
マスターは予想するだけ無駄と、オールで外国人Jを指名したが…………さて。