KOREAのムンムンの最側近チョ・グクのつぎつぎと浮上する疑惑に、ついたあだ名が『タマネギ男』。
娘の大学不正入学や奨学金の不正受給、息子の兵役逃れ、妻の資産隠しに続き、今度はチョの家族4人で9200万円を出資したとされる『コリンクPE』という道路街灯設置会社の運営疑惑が発覚。
10時間以上にわたる釈明会見は異常であるが、それだけ疑惑がモリモリ森昌子だと云う事であろう。
バット!ムンムンは聴聞会を開いた後、法相に指名する見込みだ。
『玉ねぎ男』と心中覚悟とは、ニャンとも!一途なムンムンなのである。
「俺の推しメン若武者弘平が『小倉リーディング』に王手!漢になるチャンスが巡って来た。先週までトップの14勝、プリンスが12勝、マルコメ松若が11勝。土曜日はそれぞれ一勝で差は変わりねえが、ここは何としても弘平に取らしてやりてぇ」
「福永Jは乗鞍が多いですね」
「ああ、チイとでも気を抜くと逆転まである」
「馬券で応援ですね」
「そうョ。土曜日に5万溶かしちまったから、予算が5万しかねえのが困ったちゃんだがな。発表!小倉4Rラハイナヌーン、8Rのロナ。それぞれ単勝に2万と5千を張り付けて援護射撃だ!」と結論付けたマスターだったが…….。
「交わせ!交わせ!こんにゃろう交わせって!」激しくテレビに向かって絶叫するも、4Rは和田Jのアルバリズムをラハイナヌーンが交わせずの2着。
「そのまま!そのまま!残せ弘平!ダ!ダミダ!」
気合い良く逃げたロナだが、最後は秋山J、福永J、和田Jにズバッと差されての4着。
自宅のリビングのソファーに倒れ込むマスター。
松山Jは最終的には16勝で、福永Jの追撃を凌いで小倉リーディングをゲットしたが、土曜日のゴールドシップ産駒1.2でフラフラにされて、日曜日は2着、4着でノックアウトである。
神戸元町ウインズに出張っている熊本出身○原さんからの、「マスターさん、2レースとも惜しいレースだったんですけどね」のつなぎ。
「惜しいじゃ〜オゼゼにならねえョ。しかし竜二の野郎も情のねえ奴だぜ。あんなにシャカリキになる事ぁ〜ねえじゃん」
「公正競馬ですから」
「ハイ、ハイ。結構毛だらけ猫はいだらけ!水清ければ魚棲ずとも云うだろうが。チェ!土日ストレートでやられた。俺の馬券は買っても、買っても当たねえ。阪神の鳥谷みてぇに、いっそJRAから引退勧告出してくれりゃ〜踏ん切りも付くのにョ〜。大体がだな…….」
終わる事のないぼやき節に、ポチっと携帯のボタンを○原さんが押す神戸元町ウインズ午後2時。
KOREAのチョ・グクが『たまねぎ男』なら、マスターの馬券は、買えども、買えども当たりが出ない『たまねぎ馬券』なのである。
阪神開催になって風向きが変わればいいのだが…………。